HelpClinic

渇望や再発に備える毎日のセルフヘルプ

お酒や薬物、ギャンブルなど、やめられない毎日に支えを。

お酒や薬物、ギャンブル、ゲーム、スマホやSNS、ポルノの視聴がやめられず、渇望や秘密、時間やお金への影響に苦しむ日があります。短いセルフヘルプとAIガイドが次に使う道具と日課を提案し、確認済みの専門家との個別セッションは予約して利用できます。AIガイドはカウンセラーではなく、危機対応サービスでもありません。

渇望のときの応急手当

24/7
3分でループを断ち切るワーク
で終わります
3分

今夜のきっかけを言葉にし、次の行動を一つ決めます。

よくある苦しさ

  • アルコール
  • 薬物
  • ギャンブル
  • ゲーム
  • スマホ・SNS
ひとりではありません
自分のペースで始める

心理職とウッチ医科大学とともに作られています。

はじめの一歩になる短い記事

渇望の波を、のまれずにやり過ごす

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渇望は、帰宅して一人になった直後、嫌な会話のあと、眠れない時間、仕事の休憩中、依存の対象を思い出させる画面を見たときなどに、急に前へ出てくることがあります。気づいたときには画面を開いている、財布や鍵を持っている、いつもの言い訳を頭の中で作っている、という場合もあります。「今すぐ」でいっぱいになり、同時に「また繰り返すかもしれない」という恥ずかしさも出てきます。その瞬間に一日ぶんの約束をしたり、自分を責めたりする必要はありません。まず、「帰宅して一人になったら、強い渇望が出た」「嫌なことがあって、いつもの行動に逃げたくなっている」と、今起きていることを一文にします。この段階では、対象に近づくかどうかを決めません。一文を言えたら、3分のタイマーをかけます。

タイマーを始めたら、足の裏を床につけます。椅子でも床でも、今いる場所で体を支えられる姿勢をとり、両手を膝や机の上に置きます。「これは渇望の波であって、命令ではない」と声に出すか、心のなかで言ってください。次に、衝動が体のどこにあるかを探します。のどが詰まる感じ、おなかが固い感じ、手がそわそわする感じかもしれません。形は丸いか広がっているか、温度は熱いか冷たいか、動きは止まっているか移っているかと、見つけたままを言葉にします。正しく表現しようとしなくてかまいません。「胸のあたりが熱い」「手が落ち着かない」だけでも十分です。目を閉じると落ち着かないなら、開けたままにします。感覚を消そうとせず、呼吸が入って出ていく様子を静かに追います。

30秒ごとに、さっきと同じ場所か、強さや質が変わったかを確かめます。数字で採点する必要はなく、「少し広がった」「のどから胸へ動いた」「まだ変わらない」と実況するだけです。感覚の場所がわからなければ、「よくわからない」と言い、足の裏と床、背中と椅子、服と肌が触れている所に注意を戻します。波が高くなり、崩れ、自分のペースで引いていく様子を眺めるように見ます。「今すぐやらなければ」「もう我慢できない」という考えが出たら、「やらなければ、という考えが浮かんでいる」「我慢できない、という考えが浮かんでいる」と言い添えます。考えが戻るたびに同じ言い方をして、次の30秒は体の感覚へ戻ります。何も変わらなくても、観察を続けたこと自体を記録します。

タイマーが鳴ったら、そこで最終的な決断をしません。「決めるのは10分後」と言い、すぐに場所を変えます。依存の対象がある部屋から出る、店や場所へ向かう道から外れる、画面を閉じて端末を手の届かない所に置くなど、今の自分と対象の間に距離を作ります。対象が物なら、それを持ったまま別の場所へ移すのではなく、自分の体をその場から離します。水を飲み、座る場所も変えてください。移動先は、完璧に落ち着ける所でなくてかまいません。対象にすぐ手が届かず、次の行動を選ぶまでの間が作れる所を選びます。外へ出ることに不安がある状況なら、無理に出ず、別の部屋や建物の人がいる場所へ移ります。移動できない場合は、対象から視線を外して連絡を始めます。

連絡する相手は、説得や説教をする人ではなく、10分を一緒に過ごせる人として、あらかじめ決めておきます。送る文は短くてかまいません。「今、強い渇望がある。10分だけ電話で一緒にいてほしい。解決策より、話を聞いていてほしい」「今は対象から離れた場所にいる。10分たったら、もう一度連絡する」と送ります。質問に答える余裕がなければ、「詳しい話はあとでしたい。今は『読んだ』と返事をしてほしい」と付け加えます。一人暮らしなら、通話をつないだまま水を飲み、どこへ移ったかを声で伝えます。家族が近くにいない、家族には言いにくい場合は、友人や日頃連絡できる人に「家族には頼めないので、この10分だけ付き合ってほしい」と送ってください。事情を全部説明してから助けを求める必要はありません。

生活条件に合わせ、連絡文と移動先を先に決めておくと、その場で考える内容を減らせます。夜勤や交代勤務なら、昼と夜で連絡できる相手を分け、「勤務後に渇望が出たら連絡するかもしれない。返せるときだけ、10分付き合ってほしい」と伝えておきます。頼れる人がいない時間は、「今、強い渇望がある。対象から離れて10分待っている」と自分宛てに書き、あとで医療に見せられる形で残します。お金がないことが相談の妨げなら、医療へ「費用が心配です。相談を始める前に、必要な費用を教えてください。今できる対応も知りたいです」とそのまま伝えます。言葉の壁がある場合は、「私は今、強い渇望があります。短い文で話してください。わからない言葉は書いてください」と画面に表示して見せます。話せなくなったときのために、対象、今いる場所、連絡してほしいことも短い文で用意しておきます。

3分が終わっても渇望が強いままなら、その試みを失敗と決めず、あらためて今いる場所、体の感覚、浮かんでいる考えを言葉にします。次の10分も決断を先送りし、場所を変え、次の連絡先へ同じ文を送ります。最初の相手が返事をしないときは、「返事がないから誰にも頼めない」と結論づけず、別の相手に「今、強い渇望がある。返事だけでもほしい」と送ってください。連絡先がなく、一人で対象との距離を保てないなら、医療へ「渇望が強く、3分と10分の先送りをしても対象から離れ続けられません。今どう動けばよいか教えてください」と伝えます。途中で対象に戻ってしまった場合も、そこで記録や連絡をやめず、「戻ってしまった。今から距離を取り直したい」と送ります。恥ずかしさについて説明するより、今必要な行動を先に頼んでかまいません。

医療を入れる目安は、気持ちの強さだけで決めず、実際に起きたことを見ます。渇望のために仕事、睡眠、食事、約束を中断する日が続く、短い先送りを繰り返しても対象から離れられない、連絡する前に行動へ移ることが増えた、自分一人では距離を作れないといった変化があれば、そのまま医療に伝えてください。「渇望が来た時刻と場所、直前にあったこと、3分後に体の感覚がどう変わったか、次の10分に何をしたか」を残しておくと、話す内容になります。言い出しにくければ、「うまく説明できません。この記録を読んでください。渇望への対応を一緒に考えてほしい」と見せます。過量摂取や重い離脱症状など、差し迫った危険があるときは、すぐに医療や救急の助けを求めてください。危険か自分で判断できないときも、自己判断で待たず、医療や救急に今の状態を伝えてください。

ギャンブル、ゲーム、スマホやSNSがやめられないとき

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給料日になるとパチンコやオンラインベッティングを開く、帰宅後にゲームを始めて眠る時刻を過ぎる、短く見るつもりのスマホやSNSから離れられない。閉じた直後にまた開き、仕事や食事、約束を後回しにして、使った時間やお金を隠したくなることもあります。ギャンブルやゲーム、スマホやSNSがやめられない状態を、自分の性格への評価に変える必要はありません。今夜は「完全にやめられるか」ではなく、始める直前に何が起き、どこなら流れを変えられるかを見ます。

最初に、直近の一場面を事実だけで書きます。「仕事で嫌なことがあり、帰りの電車で競馬の画面を開いた」「夕食後にゲームへ入り、寝る予定を過ぎた」「通知を見てSNSを開き、するはずだった連絡を忘れた」という形です。始めた時刻と場所、直前の出来事、使った時間やお金、後回しになった予定を並べます。気分も「退屈」「怒り」「寂しさ」など一語で足せますが、理由を完全に説明する必要はありません。この記録は依存を判定するためのテストではなく、次に手を入れる場所を探すためのものです。

次に、いちばん早く触れる入口を一つだけ遠ざけます。通知から始まるなら通知を切り、最初の画面にあるアプリは別の場所へ移し、ログインしたままならログアウトします。保存された決済方法から賭け事が始まるなら、今夜使わない決済情報を画面から外し、生活に必要な支払い予定を紙へ書いてから端末を手の届かない場所へ置きます。ゲーム機を起動する流れなら、コントローラーと充電器をいつもの席から離します。すべてを一度に変えず、「いつもの手順ではすぐ始められない」状態を一つ作ってください。

開きたくなったら、「今、開きたい気持ちが来ている。決めるのは十分後」と言い、端末や財布を置いて場所を変えます。足の裏が床に触れる感覚を確かめ、息をゆっくり吐きながら、水を飲む、顔を洗う、短い用事を一つ終えるなど、手を使う別の行動を始めます。渇望への対処は、気持ちを消す試験ではありません。途中で画面に戻りたくなったら、「戻りたいという考えがある。まだ決めない」と同じ文を繰り返します。十分後も強ければ、さらに先送りし、明るい場所や人のいる安全な場所へ移って連絡を始めます。

時間とお金への影響は、反省ではなく予定と実績を分けて見ます。今夜使う予定だった時間、生活に必要な支払い、守りたい約束を先に一行ずつ書き、実際に始めた時刻、終えた時刻、支出した金額を後から足します。数字を自分への点数にせず、「寝る予定を過ぎた」「支払いに使う予定のお金を使った」「約束への返事をしなかった」と、起きた結果を残してください。隠したくなったときは、「金額を言うのが怖い」「使った時間を少なく伝えたくなる」と書くことも情報になります。記録を見て責め始めたら、その日は事実だけで止めます。

一人で入口を遠ざけられないときは、信頼できる人へ具体的に頼みます。「今、賭け事の画面を開きそうです。十分だけ電話で話して、ログアウトするところまで付き合ってください」「ゲームを終える時刻を過ぎました。いったん端末から離れるので、少し返事をください」「SNSを閉じてもすぐ戻っています。今夜する予定を一緒に確認してほしい」と送れます。最初の相手が返事をしなければ、同じ文を別の人へ送ります。予定どおり閉じられなかった場合も、「また開いた。今から端末を移す」と事実を伝え、できなかった計画を捨てず、入口をもう一段遠くします。

一人暮らしなら、同居人の声かけを前提にせず、使い始めやすい時刻の前に連絡予定を入れます。家族が近くにいない、家族には話せない場合は、友人や信頼できる人に事情の一部だけを伝えてかまいません。交代勤務なら夜ではなく、勤務後や眠る前など実際に繰り返す時間を基準にします。お金をかけられないときは新しいサービスを探す前に、端末の移動、紙の予定表、保存済み情報の見直しなど手元でできる変更を選び、相談費用は予約前に確認します。日本語で詳しく話すことが難しければ、「時間とお金を自分で止めにくいです。短い文で質問してください」と書いて見せます。

専門家を交える目安は、気持ちの強さではなく、予定より長く続ける、生活に必要なお金を使う、睡眠や食事、仕事、約束が繰り返し崩れる、隠す内容が増える、入口を遠ざけてもすぐ元へ戻すといった事実です。ギャンブルについてどこへ相談するか分からないときは、保健所や精神保健福祉センターへ「本人として相談したい。使う時間とお金を止められません」と伝えられます。ゲームやスマホ、SNSについては、起きている影響をかかりつけ医や予約した専門家に伝えてください。HelpClinicは、気持ちに名前をつけ、相談で最初に話す文と次の計画を整えるために使えます。

再発は失敗ではない 翌朝の対応

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再発の翌朝は、後悔や恥ずかしさが先に出て、昨夜のことを何度も考えたり、誰にも知られないよう普段どおりに動こうとしたりするかもしれません。反省はあとにして、まず今の安全を確かめます。使用や危険な行動をいったん止め、車の運転は避け、複数の物質を併用しないでください。今いる場所は落ち着いて過ごせるか、ひとりか、手を伸ばしやすい場所にまだ何かあるか、気になる症状がないかを順に確認します。判断に迷うことも、そのまま連絡する理由になります。

過量摂取や重い離脱症状、差し迫った危険があるときは救急に連絡してください。それ以外でも気になる症状がある、自分だけでは安全を判断できない、またすぐに使用しそうだと感じる場合は、治療を担当している人、信頼できる人、地域の相談窓口へ連絡します。電話では「昨日、再発しました。今の安全を一緒に確認したいです。何をいつ使ったかと、今の状態を伝えます」と話せます。声に出しにくければ、「昨日また使ってしまいました。ひとりで判断せず、今日どうするか相談したいです。連絡をもらえますか」と送ってください。

最初の相手が出ない、返事が来ない、責められて話せなくなった場合でも、そこで連絡を終わりにしません。次の信頼できる人、それでも難しければ治療を担当している人や地域の相談窓口へ移ります。「先に連絡した人とは話せませんでした。今ひとりなので、次に何をすればよいか一緒に決めてください」と伝えます。ひとり暮らしなら、次の行動が決まるまで電話をつないでもらう方法もあります。家族が近くにいなくても、連絡先は家族に限りません。信頼できる友人や、以前つながった集まりの人に「解決してほしいのではなく、今はひとりにならないために連絡しています」と送れます。

安全を確認し、人とつながったあとで、出来事の順番だけを短く書きます。書く項目は、直前に起きたこと、浮かんだ考えや感情、いた場所、手を伸ばしやすくした状況、そのあとにしたことです。覚えていない部分は「覚えていない」と書けば十分です。「言い合いのあと、現金を持ってひとりになった」「仕事から帰って連絡を返さず、その場所へ行った」のように、見たり聞いたりした事実を使います。「全部だめにした」「意志が弱い」などの評価は、次の行動を決める材料になりません。書くほど自分を責め始めるなら、事実を短く残して止め、続きは治療を担当している人と確認してください。

次に、今日変えることをひとつだけ選びます。手の届く場所から遠ざける、今夜はひとりになる前に連絡する、集まりに戻る、専門家の予約を取るなど、実際に行動できる大きさにします。「もう絶対に繰り返さない」ではなく、「仕事が終わったら、帰宅する前に〇〇さんへ連絡する」のように、いつ何をするかまで決めます。相手には「今夜ひとりになる時間が心配です。仕事が終わったら私から連絡するので、短く返事をもらえますか」と頼めます。決めた方法が実行できなかったら、意志の評価はせず、時間、場所、連絡相手のうち動かせる部分を変えてもう一度試します。

次の食事、睡眠、静かに過ごす時間も決めます。予定を詰めて埋め合わせようとしたり、大きな誓いや過剰な努力で自分を罰したりする必要はありません。夜勤や交代勤務なら、暦の朝に合わせず、起きたあとの順番を安全確認、連絡、食事、短いふり返りとして決めます。予約の費用が気になる場合は、申し込む前に「費用を先に確認したいです。今支払える範囲で相談できる方法はありますか」と専門家や地域の相談窓口に伝えてください。費用が分からないまま予約を諦めるのではなく、金額と利用できる方法を尋ねてから次を決めます。

言葉の壁がある場合は、長く説明しようとせず、伝える内容を先に文章にします。「再発しました。使ったのはいつです。今はひとりです。気になる症状があります。日本語で詳しく話すのが難しいので、短い文で確認してください」と見せるか送ります。連絡先には「言葉の支援を利用できますか。難しい場合は、文章でやり取りできますか」と尋ねられます。家族が遠方にいるなら、そばに来てもらうことだけを頼まず、「連絡を切ったあとに私が誰へ相談するか、一緒に確認してほしい」と依頼すると、離れた場所からでも役割を具体的にできます。

専門家を交える目安は、気持ちの強さだけでなく、起きている行動で確かめます。再発が繰り返されている、使用や危険な行動を止められない、運転を避ける約束を守れそうにない、食事や睡眠や仕事が崩れている、連絡を隠したり避けたりしている、決めた変更を何度試しても実行できない場合は、治療を担当している人や専門家に伝えてください。気になる症状が続く場合や、その症状をどう考えるべきか分からない場合も、自分で判断せずに尋ねます。「再発後にこの行動が続いています。自分だけの計画では止められません。次の予約を待たずに相談したいです」と連絡してください。過量摂取や重い離脱症状、差し迫った危険があるときは救急に連絡してください。

恥ずかしさと依存、隠すほど苦しくなる理由

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恥ずかしさが強くなるのは、使った、飲んだ、やめようとした行動をまた繰り返した、と気づいた直後だけではありません。出費を聞かれたとき、連絡を返せないとき、約束を断る理由を考えているときにも、「知られたら見捨てられる」という思いが出てきます。そこで事実を小さく言い換えたり、何もなかったように振る舞ったりすると、助けを求めるきっかけまで隠すことになります。まず、何を隠しているかを全部説明しようとせず、「今、誰かに伝えたほうがよいことは何か」だけを書いてください。「昨日また使った」「出費を隠している」「今夜ひとりでいるのが心配」のような短い事実で十分です。

次に「安全な相手の地図」を作ります。紙やスマートフォンのメモに、身近な人、専門職、グループ、専門の窓口という欄を作り、思い浮かぶ相手を書きます。その人が笑いものにしないか、脅さないか、聞いた話をあとで不利に使わないかを一人ずつ考えてください。家族だから安全、長い付き合いだから話すべき、と決める必要はありません。一人暮らしの人や近くに家族がいない人は、離れた場所にいる知人や電話で話せる相手も候補になります。身近な人を選べないなら、最初から専門職、グループ、専門の窓口を選びます。候補が複数いる場合は、最も詳しく事情を知っている人ではなく、落ち着いて返事をしてくれそうな人を最初にしてください。

伝える内容は、事実、影響、お願いの三つに分けます。たとえば「昨日また使ってしまった。恥ずかしくて隠したくなる。今夜少し話を聞いて、専門家に連絡するのを手伝ってほしい」と準備します。行動について話すなら、「やめると伝えたのに、また繰り返した。隠すために連絡を避けている。責めずに話を聞いてほしい」と言えます。出費が問題になっているなら、「使ったお金のことを隠している。このまま一人で秘密にしたくない。次に相談する相手を一緒に考えてほしい」と送れます。すべてを一度に話す必要はありません。「詳しい経緯は今は話せない。でも、また繰り返したことだけは伝えておきたい」と範囲を決めてもかまいません。

話す方法と時間も先に決めます。対面で言葉が出なくなりそうなら、準備した文をそのままメッセージで送るか、画面を見せてください。「大事な話がある。うまく説明できないので、まずこの文を読んでほしい」と始められます。勤務時間が不規則な人は、「仕事が終わったあとに話したい。返事が難しければ、話せる時間だけ教えてほしい」と送ります。一人で暮らしていて、そばに来てもらえない場合は、「今夜、電話でつながっていてほしい。話し終わったら、次の連絡先を一緒に決めたい」と頼めます。言葉の壁があるときは、短い文に分けて書き、「この言葉では詳しく話せないので、書いた内容を読んで確認してほしい」と伝えてください。

会話が始まったら、相手に何をしてほしいかをもう一度示します。聞いてほしいだけなのか、専門家への連絡を手伝ってほしいのか、その場で決めたいことを一つに絞ります。「今は理由を問い詰めず、最後まで聞いてほしい」「今夜の過ごし方を一緒に考えてほしい」「専門家に送る文を確認してほしい」と言えば、相手も動きやすくなります。質問が続いて苦しくなったら、「一度に全部は答えられない。今答えられるのは、また使ったことと、助けが必要だということです」と区切ってください。話を他の人に広げられるのが心配なら、「誰かに伝える必要があると思ったら、先に私に話してほしい」と希望を伝えます。

最初の相手が返事をしない、話をそらす、責める、秘密を材料に脅すこともあります。その反応を説得で変えようとして、同じ会話を続ける必要はありません。返事がないときは、「今、助けが必要です。返事が難しければ、別の人に連絡します」と送り、地図の次の相手へ移ります。責められたら、「その言い方では今は話せません。ここで会話を終えて、別の人に相談します」と伝えて離れてください。「今は受け止められない」と言われた場合も、「わかりました。専門職か専門の窓口に連絡します」と次の行動を口にします。一人目に話せなかったことは、助けを求める内容が間違っていたという意味にはなりません。相手を替え、同じ三つの文を使ってもう一度試します。

打ち明けたあとは、次に連絡する日をその場で決めて予定に書きます。「次はいつ話せる?」だけで終わらせず、「次に話すまでに、私は専門家へ連絡する。あなたには、その連絡ができたか確認してほしい」と役割を分けてください。また隠したくなったときに送る短い文も用意します。「今、隠したくなっている。詳しくはあとで話すので、まず返事がほしい」と決めておけば、説明を考え直さずに連絡できます。夜勤や交代勤務なら、日中を前提にせず、連絡を見てもらえる時間を相手と確認します。費用を出すのが難しい場合は、専門の窓口に「費用をかけるのが難しいです。今の条件で取れる相談方法を教えてください」と尋ねます。言葉に不安がある場合は、準備した三つの文を見せ、「この内容を伝えられる方法を一緒に考えてください」と頼んでください。

専門家を関わらせる目安は、気持ちの強さではなく、実際に起きていることから考えます。隠している渇望や出費が続く、やめると決めても再発する、助けを求める約束を何度も先延ばしにする、身近な人だけでは次の行動を決められない場合は、専門家へ連絡してください。「何が起きたかを全部整理できていません。繰り返していることと、隠していることがあります。次に何をすればよいか相談したいです」と伝えられます。暴力や過量摂取、重い離脱症状、自分を傷つけることが心配なときは、自分で程度を判断しようとせず、すぐに専門家か救急に連絡してください。そのときは、「今、暴力、過量摂取、重い離脱症状、自分を傷つけることが心配です。今すぐ何をすればよいか教えてください」と、心配していることをそのまま伝えます。

つらい時間帯のための夜の計画

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夜になると、仕事や家事が終わって気が抜けた瞬間に渇望が強くなることがあります。帰宅する道、ひとりの部屋、手元のお金、いつも開くアプリ、特定の人からの連絡がきっかけになる人もいます。昼には「今日は大丈夫」と思えても、疲れや孤独、恥ずかしさが重なると、自分の中で「一度だけなら」「明日からやめればいい」という交渉が始まります。まず必要なのは、その瞬間の自分に長い判断をさせないことです。夜の自分がそのまま実行できる短い計画を、判断しやすい時間に作ります。

紙やスマートフォンのメモに、つらい時間帯を三つに区切って書きます。たとえば「つらくなり始める前」「渇望がいちばん強くなりやすい時間」「その時間を越えたあと」です。次に、それぞれへひとつ行動を割り当てます。最初の時間は食事、次はシャワー、その次は誰かと映画を見るというように、行う順番まで決めてください。安全な場所の散歩や集まりへの参加を選ぶ場合は、出発する時刻、行く場所、移動方法も書きます。「気をそらす」では曖昧です。「水を飲んでシャワーを浴びる」「玄関で靴を履き、安全な場所へ歩く」まで細かくすると、夜に考える量を減らせます。

続いて、手を伸ばしやすくするものと、いつものきっかけを確認します。場所、道順、アプリ、人からの連絡などを思い出し、避ける方法を一つずつ書いてください。手を伸ばしやすくするものは夜になる前に片づけ、いつもきっかけになる場所や道順、アプリからは離れます。帰宅途中がきっかけなら別の安全な道順を決め、アプリを開きやすいなら目につかない場所へ移します。そのうえで、電話番号、水、食べもの、安全な移動手段を一か所に用意します。自分だけで片づけ方を決めにくいものがあれば、扱いを専門家に聞いてください。

計画には「もし、こうなったら、こうする」という決まりを二つ足します。一つ目は「もし渇望が、自分と交渉を始めるところまで来たら、明るい場所へ行って友人に電話する」。二つ目は「もし誰も出なければ、グループか相談窓口に連絡する」です。連絡する相手には、昼のうちに「今夜つらくなるかもしれない。もし電話したら、10分だけ話を聞いてほしい」と送っておけます。詳しく説明したくない場合は、「今、ひとりで決めないために電話しています。少しの間、話していてください」で十分です。電話番号は探さなくてよい場所に置き、最初の相手が出ない場合の次の連絡先まで並べます。

衝動が来たら、まず心の中で「今、渇望が来ている」と名前をつけます。次に、どんな決断も10分先送りし、タイマーを動かします。その場で長い息を6回吐き、書いておいた最初の行動を始めてください。「今は決めない。10分後まで、水を飲んで明るい場所にいる」と声に出しても構いません。食事をするなら最初の一口まで、散歩なら靴を履いて外へ出るところまで動きます。一つの区切りが終わったら、「できた」とだけ印をつけて次へ進みます。渇望の強さや自分の価値を採点せず、人生全体の評価も始めません。

最初の行動で楽にならなくても、その場で計画全体を書き直す必要はありません。シャワーのあともつらければ、二つ目の行動へ進みます。それでも自分との交渉が続くなら、明るい場所へ移動して友人に電話します。最初の友人が出なければ、次の相手、グループ、相談窓口の順で連絡してください。送る文は「今、渇望が強くなっています。ひとりで決めたくないので、次にすることを一緒に確認してください」と書けます。返事を待つ間も、きっかけになる場所やアプリへ戻らず、水や食べものを用意した場所で次の行動を続けます。翌日、どこで止まったかを見直し、実行しにくかった部分だけ短く直します。

ひとり暮らしなら、同居する人が気づいてくれることを前提にせず、決まった時刻に連絡を取る予定を先に入れます。「今日は○時から○時がつらくなりそうです。○時に私から連絡します。連絡がなければ短いメッセージをください」と友人へ送れます。家族が近くにいない場合も、連絡先は家族に限りません。話せる友人、参加しているグループ、相談窓口を順番に書きます。詳しい事情を話しにくければ、「今夜の計画を実行しているか、○時に確認してほしい」とだけ頼みます。誰か一人の返事に頼り切らず、出なかったときに次へ移る決まりも残してください。

夜勤や交代勤務がある人は、時計上の夜ではなく、渇望が強くなりやすい時間を計画の対象にします。勤務後がつらいなら、仕事へ行く前に食事、帰りの安全な道順、連絡する時刻を決めます。お金がないときは、買い物や料金のかかる移動を計画に入れず、手元にある水や食べもの、シャワー、安全な場所の散歩、電話で話すことから選びます。言葉の壁がある場合は、連絡する前に短い文を書き、見せるか、そのまま読み上げます。「うまく説明できません。短い文で話したいです。今、渇望が強く、ひとりで決めるのが難しいです。次に何をするか一緒に確認してください」と伝えられます。答えを聞き取りにくい場合は、「一つずつ、短く伝えてください」と頼んでください。

計画を作っても、使う前に毎回手を伸ばしてしまう、10分先送りすることがほとんどできない、連絡相手を避けたり状況を隠したりする、食事や睡眠の予定が崩れる、仕事や学校を休む、使った時間やお金を説明できなくなる、といった変化は記録できます。こうしたことが起きているなら、次のつらい時間を待たず、書いた計画と「できた」の印を専門家に見せてください。「夜の○時ごろに渇望が強くなります。ここまでは実行できますが、この段階から一人では続けられません。次の対応を相談したいです」と伝えます。体の変化があり、重い離脱症状かどうか判断できないときも専門家に聞いてください。過量摂取や重い離脱症状、暴力など差し迫った危険があるときは、10分待たず、ただちに専門家か救急に連絡してください。

ポルノを見る時間が止められないとき

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眠る前に少しだけ見るつもりが長く続き、翌朝の予定に遅れる。仕事や家事の途中でも画面を開き、閉じたあとに履歴や支出を隠す。夫や妻、恋人との時間を避けるようになっても、今夜こそ止めようと考えながら同じ流れへ戻ることがあります。ポルノを見ることへの恥ずかしさだけで、自分の人格や問題の有無を決める必要はありません。まず見るのは、予定より長く続いたか、減らそうとしたのに繰り返したか、睡眠、仕事、お金、関係に何が起きたかという観察できる事実です。

直近の一回を、内容ではなく前後の流れで書きます。始めた時刻と場所、直前に開いていた画面、気分、終えた時刻、後回しになった予定を順に残してください。「言い争いのあとに寝室で開いた」「眠れずに端末を持ち、予定より長く見た」「仕事の休憩中に見始め、戻る時刻を過ぎた」のような一文で十分です。見た内容を詳しく記録したり、自分を採点したりする必要はありません。恥ずかしさや道徳的な違和感だけで問題と決めつけず、時間を自分で止めにくい状態と生活への結果を分けて見ます。

今夜変える場所は、視聴が始まる最初の入口です。寝床へ端末を持ち込む流れなら、充電する場所を別の部屋や手の届かない所へ移します。特定のアプリや履歴から始まるならログアウトし、最初の画面から外し、通知を切ります。支払いが続いている場合は、保存された決済情報を見直し、今夜は購入画面へすぐ進めない状態にします。共有端末を使っている、仕事で同じ端末が必要など、入口を完全に消せない事情があれば、使う場所を机など決めた所に限り、寝床や浴室には持ち込まないという変更を一つ選びます。

見たくなった瞬間は、「今、画面を開きたい。決めるのは十分後」と声に出すかメモに書きます。端末を伏せて立ち上がり、水を飲む、顔を洗う、窓を開けるなど、その場所から離れる動作を一つ始めてください。気持ちをなくそうとせず、胸、腹、手などに出ている落ち着かなさを言葉にします。「手が端末を探している」「頭の中に画像が浮かぶ」「寂しさから離れたい」と書けます。十分後も開きたいなら、その場で最終判断をせず、もう一度場所を変え、信頼できる人への短い連絡を送ります。

秘密が関係を苦しくしている場合は、すべての履歴や内容を一度に説明する前に、事実、影響、お願いを一文ずつ準備します。「ポルノを見る時間を自分で止めにくくなっています」「睡眠と二人の時間に影響が出ているのに、隠していました」「責め合う前に、専門家へ相談する準備を手伝ってほしい」と伝えられます。相手が傷ついたり怒ったりする可能性もあるため、すぐに許してもらうことや秘密にしてもらうことを要求せず、今話せる範囲を示します。「詳しい内容は今すぐ話せませんが、隠し続けたくありません。落ち着いて話せる時間を決めたい」と区切ってもかまいません。

最初の変更で止められなかった場合は、失敗という結論を出さず、どこで元の流れへ戻ったかを見ます。端末を移したのに取りに行ったなら、次は充電場所をさらに遠ざけ、先に連絡を送ります。ログアウトしても入り直したなら、「ログイン画面を開いた時点で席を立つ」という決まりを足します。信頼できる人へ連絡できなかったなら、長い説明をやめ、「今、また見始めそうです。少し返事をください」だけを送ります。見てしまったあとも記録を捨てず、「何時に戻ったか」「どの入口を使ったか」「何が後回しになったか」を追加し、次に変える一か所を選びます。

一人暮らしなら、視聴しやすい時刻の前に端末を置く場所と連絡相手を決めます。家族が近くにいない、家族には話せない場合は、友人や予約した専門家に「詳しい内容より、時間を止めにくいことを相談したい」と伝えられます。交代勤務なら一般的な夜ではなく、勤務後、入浴後、眠る前など実際に画面を開く区切りを使います。お金をかけられないときは、有料の対策を前提にせず、端末の移動、ログアウト、紙の記録から始め、専門家には予約前に費用を確認してください。言葉の壁がある場合は、「ポルノの視聴時間を止めにくいです。睡眠と仕事に影響があります」と短く書いて見せます。

専門家へ話す目安は、予定より長い視聴が繰り返される、減らそうとしても続く、睡眠や仕事、食事、約束が崩れる、支出や履歴を隠す、関係について話すことを避ける、決めた変更を自分で保てないといった事実です。病名を自分で決めず、かかりつけ医や予約した専門家へ「視聴時間を止めにくく、生活に影響しています。恥ずかしさだけではなく、実際に起きていることを相談したいです」と伝えてください。最初の相手と話しにくかった場合は、別の専門家へ同じメモを見せてかまいません。HelpClinicは、視聴前の気持ちを言葉にし、相談で伝える文と今夜の計画を準備するために使えます。

アルコールをやめられないのは病気なの?

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飲む量や時間を決めたのに守れない、今日は飲まないと思っても夕方になると酒を探してしまう、体調や仕事、家のことに困りごとが出ても飲酒が続く。こうした状態があると、自分を責めたり、家族に知られないようにしたりして、相談を先延ばしにしやすくなります。アルコールをやめられない状態は、依存症という病気の可能性があります。ただし、自分で病名を決めることはできません。酒が切れると手が震える、汗が出る、眠れない、強くいらだつといった変化も含めて、依存症専門外来などで確かめます。どれか一つだけで病気と決まるわけではないので、診断の条件を自分でそろえようとせず、実際に起きていることを伝える準備から始めてください。

最初に、最近の飲酒を短く記録します。一つ目は最後に飲んだ時刻、二つ目は普段いつ、どのくらい飲んでいるか、三つ目は飲む量や時間を決めたときに守れたかどうかです。次に、飲酒によって困ったことを書きます。仕事に行けなかった、家事が止まった、家族との約束を守れなかったなど、起きたことをそのまま残します。最後に、酒が切れたときの手の震え、汗、眠れなさ、いらだちと、その変化に気づいた時刻を書き加えます。正確な量が分からない部分は、分からないと書いて構いません。持病や普段飲んでいる薬がある場合は、それも同じメモに入れます。この記録は自分を採点するものではなく、医療者が今の状態を把握するための材料です。

メモができたら、近くの依存症専門外来またはアルコール依存症に対応する精神科へ連絡します。最初から事情をきれいに説明する必要はありません。「アルコールをやめたいのですが、自分ではやめられません。相談したいです」「飲まないと手が震えることがあります。受診について教えてください」と伝えれば始められます。電話で言葉が出にくいときは、先に紙へ「アルコールの相談です。やめたいがやめられません。酒が切れたときの変化があります」と書き、そのまま読みます。予約について確認するときは、「初めて相談します。何を持って行けばよいですか」「普段飲んでいる薬と飲酒のメモがあります。ほかに伝えることはありますか」と尋ねてください。

どこを選べばよいか分からない場合は、地域の精神保健福祉センターや保健所へ連絡します。「アルコールのことで相談できる医療機関を探しています。依存症専門外来か、アルコール依存症に対応する精神科を教えてください」と伝えます。最初の窓口で相談先が決まらなければ、「次はどこへ連絡すればよいですか。窓口の名前をもう一度教えてください」と確認し、名前と連絡した日をメモしてください。電話がつながらない、予約が取れない、説明を途中でやめてしまった場合も、そこで終わりにする必要はありません。時間を変えて同じ窓口へ連絡するか、精神保健福祉センターや保健所に戻り、「自分で探しましたが、まだ受診先が決まっていません」と伝えます。

予約までの間は、急に飲酒を減らしたり止めたりしたときの症状を、一人で我慢する前提にしないでください。同居の人や信頼できる人には、「アルコールを減らしたり止めたりすると体調が変わる可能性がある。受診の準備をしているので、様子が違うときは一人にしないでほしい」と伝えます。責められることが心配なら、「飲んだことを注意してほしいのではなく、体調が変わったときに助けを求めたい」と付け加えます。相手が話を聞いてくれない場合は、説得を続けるより、別の信頼できる人に同じ文章を送るか、公的な相談窓口へ直接連絡します。安全な断酒の進め方は自分で決めず、依存症専門外来またはアルコール依存症に対応する精神科へ尋ねてください。

一人暮らしなら、家族以外でも連絡できる人を一人決め、「受診先を探している。今日と明日、連絡が取れるか確認してほしい」と頼みます。家族が近くにいない場合も、友人や信頼できる人へ同じ内容を送れます。頼める人が浮かばなければ、精神保健福祉センターや保健所に「一人暮らしで、近くに頼れる家族がいません。予約までの過ごし方も相談したいです」と伝えます。夜勤や交代勤務がある人は、「勤務が不規則です。連絡を受けられる時間は〇時から〇時です」と先に知らせます。費用が心配なら、「受診にかかる費用が心配です。予約前に確認できることを教えてください」と相談先へ尋ねます。日本語で話すことが難しい場合は、短い文を見せる形でも構いません。「アルコールをやめられません。飲まないと体調が変わります。相談したいです」と書き、言葉の支援が必要なことも窓口へ伝えてください。

毎日の飲酒が続いている人や、以前に酒をやめたときに強い症状が出た人は、自己判断で急に断酒すると危険なことがあります。強い手の震え、幻覚、けいれん、意識がはっきりしない、立っていられないほどの体調悪化があるときは、セルフケアの範囲ではありません。ページの連絡先にある救急窓口を使い、一人にならないでください。自分で説明しにくければ、近くの人に「酒をやめたあとに体調が大きく変わりました。ページにある救急窓口へ連絡してください」と頼みます。そこまでではなくても、朝から飲む、飲酒を隠す、仕事や家事が続けられない状態は、医療機関や精神保健福祉センターへ相談する理由になります。何日続けばよいかを自分で判断せず、起きた時点で伝えてください。

HelpClinicのAIガイドは、診断や治療を行うものではなく、カウンセラーでも危機対応窓口でもありません。受診までの間は、飲む前に感じていたこと、飲んだ時刻、その後に困ったことを一日ごとに短く記録し、相談で見せるメモを整えるために使えます。「やめたい気持ちはあるが、夕方になると飲んでしまう」「責められそうで相談を避けている」のように、今の気持ちを言葉にする用途にも使えます。相談の前には、最初に伝える一文と質問を準備します。相談の後は、医療者から聞いたこと、次に確認すること、まだ言えなかったことを残してください。病気かどうかの判断と安全な断酒は医療につなぎ、強い症状があるときは記録を続けるより、ページの連絡先にある救急窓口を使ってください。

断酒の相談先がわからないときの選び方

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「断酒したい」と思っても、相談の直前になると、「大げさかもしれない」「また飲んだことを責められそうだ」「きちんと説明できない」と手が止まることがあります。やめるつもりだったのに飲み、家族には量を少なく伝え、仕事や家のことが回らなくなっていても、「本当に依存症なのか」と迷う人もいます。相談するために、最初から断酒を約束したり、事情を順番どおりに話したりする必要はありません。まだ決め切れていないなら、「断酒するか迷っています。今の飲み方について相談したいです」と伝えれば、迷いを含めて話し始められます。相談は断酒を決める前でも使えます。

相談先を選ぶときは、まず体の状態を確認します。酒が切れると手が震える、汗が出る、眠れない、吐き気がする、朝から飲むといった状態があるなら、依存症専門外来か、アルコール依存症に対応する精神科を選びます。「飲まないと体に症状が出ます。どこを受診すればよいですか」と連絡してください。自分で離脱の安全性や受診の必要性を決めず、医療者に聞きます。どの科に連絡するか迷う場合や、近くの医療機関を自分で選べない場合は、精神保健福祉センターや保健所に、「断酒について相談したいのですが、受診先がわかりません」と伝えます。

体の症状が目立たなくても、仕事に行けない、家のことが止まる、隠れて飲む、やめるつもりでも飲み続けるといった変化は、公的な窓口へ相談する理由になります。連絡する前に、困っていることを一つだけ選んでください。「飲酒のため仕事や家のことが回りません」「家族に隠れて飲んでいます」「何度もやめようとしましたが続きません」のように、今起きていることをそのまま言います。精神保健福祉センターや保健所には、本人も家族も相談できます。地域の医療機関を探すときは、依存症対策全国センターが案内する専門相談窓口・医療機関の情報も手がかりになります。

最初の連絡に備えて、最後に飲んだ時刻、普段の飲み方、酒が切れたときの体調、持病、飲んでいる薬を一枚のメモにします。全部を詳しく書けなくても、空欄のままでかまいません。電話では、まず「断酒の相談をしたいです。普段はこのように飲み、飲まないとこの症状が出ます」と読み上げます。言葉が詰まったら、「うまく説明できないので、書いたメモを読みます」と続けてください。家族が先に相談するときは、「本人の飲酒について家族として相談したいです。本人はまだ連絡できていません」と伝えます。受診時に何を持っていくか、薬や体の状態をどう伝えるかは、連絡した医療者に聞いてください。

同じ経験を持つ人と話したいときは、AAなどの自助グループを選べます。自助グループは医療の代わりではなく、飲まない時間を同じ経験を持つ人と支える場です。最初から長く話そうとせず、「初めてです。今日は聞くだけでもよいですか」「また飲んでしまい、ここに来るか迷いました」と伝えるところから始めます。体の症状については医療、受診先の整理には精神保健福祉センターや保健所、日々の飲まない時間には自助の場というように、今の困りごとに合わせて重ねて使えます。一度に全部へ連絡せず、最初の一か所を決めれば十分です。

最初の試みがうまくいかないことも考えておきます。電話で何も言えなかったら、いったん切って、「断酒の相談です。緊張して話せないので、質問していただけますか」と書き、もう一度読み上げます。連絡がつかなかった場合は、連絡した先と時刻、結果だけをメモし、精神保健福祉センター、保健所、依存症専門外来、アルコール依存症に対応する精神科のうち、別の相談先へ進みます。対応先ではないと言われたら、「次にどこへ相談すればよいですか」と尋ねます。相談後にまた飲んだときも、説明を最初から作り直す必要はありません。「前に相談しましたが、その後また飲みました。次に何をすればよいか相談したいです」と連絡できます。

生活の事情に合わせて、連絡方法も小さく変えます。一人暮らしなら、症状や飲み方を書いたメモをすぐ読める場所に置き、連絡時に「一人暮らしです」と伝えます。家族が近くにいない場合は、連絡できる知人がいれば、「今日、断酒の相談先に電話します。終わったら連絡してもよいですか」と先に送ります。交代勤務なら、「勤務が不規則です。連絡を受けられる時間について相談したいです」と窓口に伝えます。お金に余裕がないときは、費用を推測して諦めず、「費用のことで受診を迷っています。まずどこに相談すればよいですか」と精神保健福祉センターや保健所へ伝えます。日本語で話すことが難しい場合は、「日本語で詳しく話すのが難しいです。短い文で伝えます」と最初に言い、飲み方と症状を一文ずつ書いて読みます。

医療者を関わらせる目安は、実際に起きている変化で確認します。酒が切れたときに手の震え、汗、眠れない状態、吐き気が出る、朝から飲む、仕事や家のことが回らない、隠れて飲む、やめるつもりでも続くなら、その状態を依存症専門外来、アルコール依存症に対応する精神科、精神保健福祉センター、保健所のいずれかへ伝えてください。酒を減らしたり止めたりしたあとに、強い手の震え、幻覚、けいれん、意識の混乱が出た場合は、通常の予約を待つ場面ではありません。ページの連絡先にある救急窓口を使い、一人にならないでください。自分や周囲の命に差し迫った危険があるときも、登録ではなく救急と危機の相談先が先です。HelpClinicは治療や診断を行わず、AIガイドはカウンセラーでも危機対応窓口でもありません。連絡文や相談メモの準備には使えますが、離脱の安全性や受診の必要性は医療者に聞いてください。迷っているなら、「どこへ相談すればよいかわかりません。断酒について相談したいです」と精神保健福祉センターや保健所へ伝えます。

依存の悩みを、毎日の具体的な支えへ

お酒や薬物、ギャンブル、ゲーム、スマホやSNS、ポルノの視聴など、やめたいのに手放せない悩みには共通する苦しさがあります。対象は違っても、時間やお金を使い続ける、ほかの予定より優先する、隠す、困りごとが出ても繰り返すという形で、毎日に影響が現れることがあります。

HelpClinicは心理療法、治療、医師の代わりではなく、それらを補う毎日の支えです。呼吸、書き出し、CBTとACTの短いワークをいつでも使え、AIガイドが次の道具と日課を提案します。人の支えが必要なときは確認済みの専門家との個別セッションを予約でき、アルコール、薬物、ギャンブルの相談先が分からないときは、保健所や精神保健福祉センターに相談できます。

アルコール
4億人が世界でアルコール使用障害とともに生きています(15歳以上の7%)
面談のあいだ
毎日の流れAIガイドは、これから数日間に取り組む短いワークを提案します。専門家でも危機対応サービスでもありません。
相談窓口
精神保健福祉センターアルコール、薬物、ギャンブルについて相談できます

「日数を数えるアプリがもう一つ必要だったわけではありません。今夜を越えるための何かが必要でした。」

最初のサインから、続く変化へ

短いチェックから始める

今日いちばんこたえていることを教えてください。渇望、恥ずかしさ、ひとりの夜。ひとりの場所で、自分のペースで。

しんどい瞬間のためのワーク

研究にもとづく呼吸法、書き出しのワーク、認知行動療法(CBT)とACTの技法を、必要なときにすぐ使えます。

毎日の流れを、少しずつ

AIによるガイドが次のワークを選び、毎日の流れを整えます。必要なときは専門家の支えを選べます。

準備ができたら専門家に相談する

セルフケアだけでは足りないときは、確認済みの専門家との個別セッションを予約できます。

よくある質問

HelpClinic は治療の代わりになりますか。

いいえ。HelpClinic は面談の前と面談のあいだを支えます。今この瞬間に使えるワークを渡し、必要なときは確認済みの専門家との個別セッションを予約できます。生命に危険がある状況で治療の代わりになるものではありません。

「AIのガイド」とは何ですか。専門家ですか。

AIによるガイドは、次に使うワークを選び、毎日の流れを組み立てます。専門家でも危機対応サービスでもなく、危機を見落とすこともあります。差し迫った危険があるときは下記の番号をお使いください。

匿名で使えますか。

匿名ではありません。登録はご自身で行い、基本的な情報をいくつか入力します。専門家の予約にはもう少し情報が必要です。データは暗号化され、ご本人が同意した場合にのみ専門家に渡ります。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

料金はいくらですか。

無料で始められます。カード情報は不要です。最初の聞き取り、毎日のワーク、しんどい時間のための支えはずっと無料のままです。任意の有料プランでライブラリとルーティンのすべてが使えるようになり、人による支え(グループや1対1)は予約して利用できます。隠れた費用はありません。

再発してしまったら。

再発は道の一部であって、終わりではありません。HelpClinic は翌朝に戻ってくることを手伝います。責めることなく、次の一歩をひとつだけ示します。

お酒や薬物、ギャンブルがやめられないとき、どこに相談できますか。

保健所や精神保健福祉センター、依存症専門外来、かかりつけ医に相談できます。アルコール、薬物、ギャンブルの相談先が分からないときは、保健所か精神保健福祉センターへ「本人として相談したい。どこに連絡すればよいですか」と伝えてください。使った時間やお金、やめようとして続かなかった場面、仕事や関係への影響をメモにすると説明に使えます。毎日飲酒している人や、以前に離脱症状が出た人は、急にやめると危険なことがあるため、やめる前に医師へ相談してください。

やめたいのにやめられないのは、意思が弱いからですか。

いいえ、意思が弱いと決めつける必要はありません。アルコールや薬物への渇望、ギャンブルやゲームを止めにくい状態は、気持ちだけで切り替えられないことがあります。いつ始めたか、直前に何があったか、時間やお金、睡眠、仕事、約束に何が起きたかを事実で残してください。その記録を依存症専門外来、かかりつけ医、予約した専門家に見せ、「自分だけの工夫では続きません」と伝えられます。

ギャンブルやゲーム、スマホがやめられないときはどうすればいいですか。

まず、今夜いちばん開きやすいアプリやサイトへの手順を増やし、始める決断を数分だけ先送りします。次に、使い始めた時刻、直前の出来事、終えた時刻、使ったお金、後回しになった予定を短く記録してください。これは診断や採点ではなく、変えられる場面を見つけるためのメモです。ギャンブルについて相談先が分からない場合は保健所や精神保健福祉センターへ、ゲームやスマホで生活への影響が続く場合はかかりつけ医や予約した専門家へ相談できます。

ポルノを見る時間を止められないときは、どうしたらいいですか。

まず今夜の視聴につながる画面を閉じ、端末をいつもの場所から移して、次に開く判断を数分だけ先送りします。恥ずかしさや価値観への葛藤だけで問題と決めつけず、予定より長く見た、何度減らそうとしても続いた、睡眠や仕事、関係に影響したという事実を見てください。「視聴時間を自分で止めにくく、生活に影響しています」と、かかりつけ医や予約した専門家に伝えられます。HelpClinicは診断せず、相談で話す内容の整理に使えます。

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抱えきれないと感じていませんか

差し迫った危険がある場合や、死にたい気持ちがあるときは、下の番号にすぐ電話してください。HelpClinic は救急サービスではありません。

救急・消防は119、警察は110(日本)

119

#いのちSOS(24時間・無料)

0120-061-338

暮らしとこころの相談:よりそいホットライン: 0120-279-338 (24時間、無料。外国語はガイダンスのあとに「2」、10時〜22時)

これらは HelpClinic ではなく、外部の相談窓口です。救急車と消防は119、警察は110で、日本全国どこからでも無料でつながります。日本に112はありません。海外にいる場合は、findahelpline.com でその国の相談窓口を探せます。

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