マイノリティストレス — はっきりした理由がないのに疲れきる理由
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外から見れば何でもない一日でも、疲れにははっきりした出どころがあります。その場の空気を確かめること、パートナーの呼び方を言いかえること、相手の反応を先回りして考えること、どこでなら自分でいて安全かを判断すること。どれも注意を使います。自分の耐え方を良し悪しで評価せずに、五分の「見えない労力のたな卸し」をしてみます。
紙を三つの欄に分けます。「今日、気を配っていること」「それが自分を何から守っているか」「どこでなら少しゆるめられるか」。具体的な場面を書きます。会議、家族との会話、帰り道など。かかっている労力に名前をつけると、疲れと「自分のほうがおかしいのでは」という考えを切り分けやすくなります。
安全な場所か相手をひとつ選び、自分を編集しないで過ごす十分を計画します。呼び方をぼかさずに音声メッセージを送る、自分のことを説明せずに話す、否定されないオンラインの場で休む。まず安全が先です。カミングアウトによって危険が生じる場所では、カミングアウトしなくてかまいません。
最後に、起きていることに名前をつけます。「これはずっと気を張っていることの代価であって、自分の失敗ではない」。負担が続くときや日常生活に支障が出ているときは、LGBTQ+に肯定的な心理職や、精神科などの医療機関への相談を検討してください。
