新しい暮らしから逃げずに、望郷の思いをやわらげる
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望郷の思いは、たいてい二つの極を差し出してきます。今すぐ帰るか、故郷のことを考えないようにするか。そのかわりに「二つの場所」のワークを試します。紙を一枚用意し、五分のタイマーをかけ、ページを二列に分けます。「恋しいもの」と「ここで築いているもの」。
最初の列には具体的に書きます。慣れた台所のにおい、自分のことばで話すこと、説明しなくても伝わる相手。それぞれの横に、そのつながりを保つ小さな方法をひとつ選びます。音声メッセージを送る、慣れ親しんだ料理をつくる、通話の予定を入れる。以前の暮らしをそのまま再現する必要はありません。
二つめの列には、新しい暮らしのうち今週チャンスを与えてみる部分をひとつ書きます。いつもと違う道を歩く、地域の教室に出る、同僚とコーヒーを飲む。曜日と時間まで決めます。二つの列は同時に大切であってかまいません。故郷とつながっていることは、ここに根を下ろすことを打ち消しません。
痛みが戻ってきたら、名前をつけます。「これは望郷の思いであって、指示ではない」。それぞれの列から一歩ずつ進めます。HelpClinic では、この二本立ての流れを、つらい夜のために保存しておけます。
