影響が大きい判断を、どう決めるか
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ひとつの判断が会社と仲間と自分のお金を左右するとき、緊張が高まると、確信があるように錯覚することがあります。「今すぐ答えを出さなければ」。まず紙に四つの枠を書きます。判断、わかっている事実、仮定、期限。問いは、いくつもの問題を混ぜずに、ひとつの具体的な形で書きます。
本当に決め手になる基準を、多くても三つ選びます。手元の資金、戻せるかどうか、仲間への影響、といったところでしょうか。どの案も同じ問いで試します。すでに持っているデータと、確かめるべき仮定を分けます。不安を、証拠がひとつ増えたことのように扱わないでください。
こう問います。「いちばん小さく、戻せる試しは何か」。一社だけの試験導入、期間の短い契約、期限を切った判断かもしれません。何があれば続け、何があればやめるのかを、先に決めておきます。戻せない一歩なら、判断を代わってもらうのではなく、前提に反論してくれる人をひとり頼みます。
最後に、決める時刻を決めて、検討を閉じます。自分にこう言います。「今日ある情報で選んでいる」。よい進め方は結果を保証しませんが、案のあいだを行き来しつづける消耗は減らせます。
